唐津うまかもん市場 [唐津市の観光&グルメ]
佐賀県唐津市は玄界灘に面し、古くから大陸との交易で栄えました。風光明媚な景観が広がり、唐津湾には宝くじ当選で有名な高島が浮かんでいます。日本三大松原に数えられる「虹の松原」は全長約4.5キロメートル、約100万本の松が植樹されています。
唐津観光へ出かけて、JAからつの直売所「唐津うまかもん市場」へ寄りました。売場が広く、地元でとれた新鮮な魚介類・野菜・果物を始め、生花・加工品・お弁当・総菜なども並んでいます。レストランもあり、ランチバイキングが人気のようです。
地元の食材を使ったソフトが10種類ほどあり、ビオレ(黒いちぢく)とブルーベリー(各300円)をいただきました。ジェラートのような感じで、風味が良くて美味しい。
〈唐津バーガー〉店舗入口にキッチンカーがあるなぁと思い見てみると、「からつバーガー」でした。佐賀県内に数店舗あり、ご当地バーガーの老舗です。以前、松原本店を利用しましたのでメニューを少しご紹介いたします。
〈チーズバーガー〉バンズを焼いてあるので外側はカリッとした食感。甘みのあるソースは自家製パテとよく合います。チーズバーガーは460円。※料金は2024年7月時点
〈スペシャルバーガー〉チーズ・ハム・たまご・レタス・パテ入りのスペシャルバーガーは1番贅沢なメニューですが、それでも600円とお手軽です。
今回のお土産は肥前さくらポークを使った「豚味噌」、呼子名物のいかしゅうまいの生地をおせんべいに仕上げた「いかしゅうまいせんべい」を。どちらもお土産に喜ばれました。〈訪問日2024年7月〉
唐津うまかもん市場 佐賀県唐津市久里1961-2
詳しい情報は店舗のサイトをご覧ください。
名護屋城跡を観光しました [唐津市の観光&グルメ]
佐賀県唐津市へ出かけて、佐賀県立名護屋城博物館を訪れました。黄金の茶室などを鑑賞した後はそばにある名護屋城跡を観光することに。
天守台を目指して緩やかな坂道を登っていきます。入口から天守台まで約400メートル、10分ほどになります。名護屋城は豊臣秀吉公が16世紀末に築き、大阪城に次ぐ規模を誇っていたそう。
〈呼子大橋方面〉坂の上までくると眺めの良い場所に出ました。名護屋城の周囲には全国各地の大名たちの陣屋が120ヶ所以上も造られて、一大城下町へと発展。陣屋跡が数多く残り、知名度の高い大名の名前が付いた交差点なども見かけます。
〈三ノ丸〉木々の緑が豊かで日陰はヒンヤリとして涼しいですね。ここ三ノ丸から天守台まで残り約160メートル。
〈本丸〉開けた場所が広がって、本丸に到着しました。本丸は名古屋城の中でも最も高い位置にあり、城の中心的な場所です。当時は立派な本丸御殿が建っていたのでしょうね。
〈天守台〉こちらは名護屋城のシンボルである天守閣が建てられていた天守台になります。昔の資料から天守閣の高さは石垣から約30メートルあったと推定され、五層七階建てだったようです。
天守台から景色を眺めました。眼下の広場や石垣も当時から残っているものでしょうね。沖合に加唐島や松島が見えて、遠くには壱岐がうっすらと。
呼子大橋・加部島側も眺めました。橋の右側に以前宿泊したことがある「旅宿よぶこ」が見えて、呼子名物「いかの活き造り」が美味しかったなぁと思い出しました。玄界灘の美味しい魚介類は秀吉公に献上されていたかもしれませんね。〈訪問日2024年7月〉
名護屋城跡 佐賀県唐津市鎮西町名護屋
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名護屋城博物館 黄金の茶室 [唐津市の観光&グルメ]
佐賀県・唐津観光に出かけて、「佐賀県立名護屋城博物館」を訪れました。イカの活き造りや朝市で有名な呼子から近く、名護屋城跡そばにあります。入館料無料(特別企画展は有料)。駐車場も無料のため、気軽に立ち寄りが出来る観光スポットです。
〈常設展示〉肥前名護屋城図屏風をもとに復元・制作された名護屋城と城下町の模型が展示されています。名護屋城は豊臣秀吉公が16世紀末に築き、大阪城につぐ規模を誇っていたそう。周囲には全国各地の大名たちの陣屋が120カ所以上も造られて、一大城下町へと発展しました。
〈名護屋城跡二ノ丸「合坂」瓦出土状況〉展示物は原始・古代から近・現代までの「日本列島と朝鮮半島との交流の歴史」がメインテーマ。展示物や解説をゆっくりと見てまわりました。
〈安宅船〉近代の船艦に相当する安宅(あたけ)船は攻撃力、防御力とも他の軍船より優れていたとか。総矢倉形式の船体に屋形を備えた造りは立派ですね。
右側の船は朝鮮水軍が船艦として使用した亀甲船です。船の覆板を亀の背中のように装甲し、日本との海戦で活躍したそう。どちらも模型(1/10)ですが、見応えがありました。
〈能装束「唐織」〉豊臣秀吉公は能をたいへん好み、能役者を名護屋城へ呼び寄せ、自らも練習に励みました。この衣裳は秀吉公も名護屋城で舞った演目で使われる現代の衣裳だそう。
秀吉公所用の兜としてよく知られているもので、菖蒲の一種である馬藺(ばりん)の葉を模したデザインの後立が特徴。
有力大名や外国使節の応接に使った「黄金の茶室」が原寸大で展示されています。金箔が美しく輝いて、絢爛豪華な雰囲気ですね。障子に使われた赤い紋紗も当時の様子を再現してあるそう。
当時の人々は秀吉公の財力と権威に圧倒されたことでしょう。黄金の茶室も無料で観覧出来て、唐津観光の素敵な思い出になりました。お茶の体験プログラム(有料)もあります。
〈特別史跡 名護屋城跡〉この後は名古屋城跡を訪れました。入口から天守台までは約400メートル、徒歩約10分の距離です。〈訪問日2024年7月〉
佐賀県立名護屋城博物館 佐賀県唐津市鎮西町名護屋1931-3
開館時間9:00~17:00、休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日、年末年始)
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