田染荘を観光しました [豊後高田市・国東市周辺の観光&グルメ]
2024年のGWは大分県・国東(くにさき)半島へ出かけました。大分県の北東部に位置し、仏教文化遺産や城下町の町並みが残り、自然豊かな景観が広がっています。中世から続く田園風景が残る「田染荘(たしぶのしょう)」を訪れました。
中世時代に原野を開墾して水田を造り、その後八幡宮の総本社である宇佐神宮の荘園として栄えたそう。800年前の集落や水田の姿などが継承されてきた「田染荘の小崎地区」は、国の重要文化的景観に選定されています。
観光MAPを見て、田染荘展望台へ行ってみることに。真木大堂側の遊歩道から向かうことも出来ますが、今回は二宮橋のそばから畦道を進むアプローチで。山の入口から石段が続いています。
登っていくと道が二手に分かれていますので、先に「夕日観音(岩屋)」へ向かい、それから「朝日観音(岩屋)」にも行きました。
〈田染荘展望台〉夕日観音を目指して細い道を進むと開けた場所に出て、展望台に到着。眼下に田園が広がって良い眺めですね。訪れた日は雨が降り出しそうな曇りでしたので、晴れた日は更に良い眺めだと思います。
〈夕日岩屋へ〉
展望台から更に高い位置にある「夕日岩屋」から景色を眺めました。眼下に見える一番手前の大きな田んぼは宇佐神宮へ献上するお米を栽培していたことから「御供田(ごくでん)」と呼ばれたそう。
中央右下の柵があるところが先ほど行った「田染荘展望台」になります。プチ登山は少しきつかったのですが、登ってきた甲斐がありました。
ほたるの館から豊後市街地へ向かう道沿いでも展望台の案内板を見つけて寄ってみました。
ここからも田園風景が見えて、中央の小高い山に夕日観音と朝日観音があります。
田染荘(たしぶのしょう) 大分県豊後高田市田染小崎
次記事は田染交流館蔵人(観光案内所・農家レストラン)をご紹介いたします。
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